いつかみのれば

お久しぶりです、どうもVelaです。

今日Amazonから数日前に購入した漫画が届きました。

ここ最近は漫画を全く買わなくなっていたので、持ってるシリーズの続刊どころか新しく持ってない作品の漫画を買うなんて数年ぶりだと思う。

で、購入したのがこちらの漫画

百合姫から出た　西あすか先生の「いつかみのれば」。

話は変わるけど皆さんはTwitterとかでこの画像とかを見たことある人はいるでしょうか？

格ゲーやってる人や昔やってたことある人なら共感できる画像だと思うんですよね。

自分もEXVS勢なので格ゲーマーあるあるを突いた良く出来たコラ画像だなぁって思ってたんですよ。

で、このまえ暇だったのもあってなんとなくこの画像の詳細調べてたんですよ、ホントはなんて漫画の一部分なのかなーって。

で、調べたら………

これコラ画像じゃないんですよね

そういうことです、この「いつかみのれば」って作品のマジのワンシーンです。

そんなインパクトに惹かれて作品の名前知った時にはAmazonで購入してました。

読んだ感想はめちゃくちゃ面白かったです。

女の子達がやんわり格闘ゲームやりながら百合百合するのかなぁとか思ってたらガチの格ゲー漫画でした。

大雑把に説明すると主人公の「みのりちゃん」がプロゲーマー志望の女の子、四条ちゃんと出会う事で、格ゲーにのめりこんでいく、という内容です。

初め四条ちゃんと出会い中心的にやっていくゲームは、TRONCATS7というストファイや鉄拳をパロったゲームをやっていくんだけど、初心者のみのりちゃんに対して四条ちゃんが教えていくことは、キャラは強キャラを使う、フレームレートの説明、確反(確定反撃)、ホールド入力、スカ確(スカし確定)などのガチ要素。

美少女漫画でフレームレートのこと詳しく解説される日がくるなんて思わなかった。

そんなこんなで格ゲーを始めたみのりちゃんはひょんなことからXXXX(ダブルエックスツー)ちゃんというPNの子に違うゲームの相方をやって欲しいと誘われます。

そうです、機動戦士ガンダム エクストリームVS マキシブーストならぬ

超動物ジャングルVSマキシビーストです

いや、笑うだろこんなん。

センスの塊かよ。

正直VSゲーまでメインで取り入れてくるとは思いませんでした。

こちらもXXXXちゃんのアドバイスは2on2のセオリー、誘導の概念、ふわステ、L字取り、覚醒の回し方など、丁寧なほどの解説。

格ゲーはVSゲーしかやらない自分にはこっちのほうがわかりやすいし共感できたかな。

そんな「いつかみのれば」なのですが、2巻で完結です。

正確には打ち切りになったそうです。

まぁ打ち切られた理由はなんとなくわかるでしょうが、掲載誌と毛色が違い過ぎたからでしょう。

まぁ正直、百合要素1の格ゲー要素9な作品ですからね。

百合姫読者からしたら全くついていけなかったでしょう。

自分はこの雑誌読んでいないんでわかりませんが、掲載ページも常に巻末だったらしいです。

これに対しては掲載してた雑誌が悪かったなぁとしか言えません。

別に百合姫編集部が悪いって言ってるわけじゃないので悪しからず。

百合姫っていう雑誌が雑誌ですしやっぱり厳しかったでしょう。

だからこそ読み終わって悔しかった。

正直この先あるはずだったマスター杯編、ラスベガス編を見たかった。

完成度としては本当に高い漫画だと思います。

格ゲー勢からしたら感心するような要素や、格ゲー知らない一般読者にも伝えていけるようなバトルの駆け引きや対戦ゲームの面白さを上手く表現できているこのバランスが素晴らしいです。

どっかの雑誌で続いたりしないかなぁマジで。

それを切に願う。

今回はそんな、「いつかみのれば」の紹介でした。

ばいばい。

 

いつかみのれば: 1 (百合姫コミックス)

 

いつかみのれば: 2 (百合姫コミックス)

 この記事を読んだそこの君。

ぜひ「いつかみのれば」を買うんだ。

そして未来の可能性に繋げるんだ。

7000兆冊くらい売れろ。